というわけで、こちらがうおやさんの本日のお昼ご飯
自家製のいくらの醤油漬けに焼いてから醤油に漬け込んだ“鮭の焼き漬”など鮭の頭から内臓まで貴重な部位を余すとこなく使った塩引鮭の生産者ならではのなんとも贅沢なご飯となりました。

いくらの醤油漬け
鮭の焼き浸し
鮭のなわた汁
塩引き鮭とドンビコ(鮭の心臓)

従業員の皆さんに加え、お店で働く息子さんの奥様も一緒にいただきます。
まずは焼いた自慢の“塩引鮭”から

従業員の皆さんに加え、お店で働く息子さんの奥様も一緒にいただきます
自慢の“塩引鮭”から

『これ、すごい。うん、今年もいい塩加減で漬かってますね。こちらの塩引。うん美味しい』
『脂のってる』
『脂のってますね、はい』

今年もいい塩加減で漬かってますね。こちらの塩引。


『皮が美味しい』
『皮が美味しいんだよね』
「本当ですか」
『塩引は塩味のあとに旨味が出てくるような、そういうお味ですね』

『塩引は塩味のあとに旨味が出てくるような、そういうお味ですね』


『皆さんコメントが上手だこと…』

内臓をたっぷり使った“なわた汁”は

『なわた汁おいしい』
『そんなに生臭くないですよ』
「生臭くない?」
『うん』
『体が温まります』
『お兄さんに見つめられてると味も何も吹っ飛んでしまう、あんたも食べなさい』

ご厚意でスタッフも飯寿司をいただくことに

鮭の飯寿司

「いただきます」
「美味しい!見た目と違って結構歯ごたえがあって美味しい」
『生臭くない?』
「生臭くない!」

「美味しい!見た目と違って結構歯ごたえがあって美味しい」


『ゆずが効いててすごくおいしいの』
「嫁いできたんですか?それともこの家で生まれたんですか?」
『生まれたように見える?嫁いで来たのよ!ちゃんと』
「嫁いで来たんですか、へぇ~、なんでうおやに嫁ごうと思ったんですか?」
『ここは何回ももらいに来たの』

嫁いで来たのよ!ちゃんと

「嫁いできたんですか?それともこの家で生まれたんですか?」
『生まれたように見える?嫁いで来たのよ!ちゃんと』
「嫁いで来たんですか、へぇ~、なんでうおやに嫁ごうと思ったんですか?」
『ここは何回ももらいに来たの』
「魚を?」
『いや私を!』
「どういうことですか?」
『昔は恋愛結婚なんてなかったの、恋愛結婚はご法度』

ご実家も魚屋さんだったという女将さん。
ご主人から何度もアプローチされ20歳の時に結婚

2年前にご主人を亡くしてからも息子さんたちに支えられ元気いっぱいお店を引っ張っています。

2年前にご主人を亡くしてからも息子さんたちに支えられ元気いっぱいお店を引っ張っています。

『魚屋は元気がないと鮮度が落ちるの、私みたいに元気なのがいると死んだ魚も生かすわけ』
「へえ、生き返ります?」
『生き返る!』

どうかお体に気をつけいつまでもお元気で、本当にありがとうございました。