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    町屋の屏風まつり

    うおやの屏風
     9月15日から越後村上では「町屋の屏風まつり」が開かれます。
     歴史ある城下町、村上には古くからの「町屋」が多く残り、独特の風情ある街並みを形作っています。そしてそれぞれの町屋には、その家の歴史とともに代々伝わるすばらしい「屏風」があります。毎年9月15日から始まる【町屋の屏風まつり】は、約70軒の町屋に伝わる屏風や昔の道具類などを茶の間に展示して披露するもの。町屋は今も人の暮らす歴とした民家ではありますが、9月の屏風まつりと3月の人形さま巡りの時だけは中に入ってその貴重な品々を見ることができます。
     近年大変人気のイベントです。

    越後村上の歴史と人情に触れる旅

  • うおやの屏風

     三百年の歴史を誇る郷土の祭り、毎年7月7日の「村上大祭」の別名を「屏風まつり」と言っていました。お祭りの室礼(しつらい)としてどの家も屏風を立てる風習があったからです。しかし近年になってだんだん屏風は立てられなくなりました。そこで町おこしの一環として時季を変え、秋に行われるようになったのがこの【町屋の屏風まつり】なのです。
     ひとくちに屏風といっても、書あり絵あり、大きさも形も実にさまざま。さながら町全体が美術館か博物館になったかのよう。また【町屋】自体も今ではとても貴重な建物で、その中に入り、家の人の話を聞きながら見学することのできるめったにない機会でもあります。絵や書の好きな方、古い建物が好きな方、そして歴史に興味のある方。あるいは地元の人々とのふれあいを楽しみたい方、など楽しみ方はいろいろ。村上にはおいしい食べ物もたくさんありますからグルメな方ももちろん楽しめますよ(^^)
     人情厚い村上の人々はおもてなしが大好き。温かみのある土地のことばで興味深い話を聞かせてくれます。現地の人とのふれあい…これもまた、旅の醍醐味ではないでしょうか。

  • 越後村上うおやの屏風・展示物

  • 江戸時代屏風 狩野派

    江戸時代屏風

    中国風景、人物が描かれた屏風です。詳しくはこちら


    文久元年の作で「活花模様屏風一双」

    文久元年の作

    詳しくはこちら


    山水画の屏風一双

    山水画の屏風一双

    詳しくはこちら


    江戸時代 大岡雲峰の作

    山水画の屏風一双

    作者:大岡雲峰、名前は成覚嘉永元年 没鳥が描かれた屏風です。


    義経、弁慶の勧進帳

    義経、弁慶の勧進帳


    坪庭

    坪庭

    心が和らぎます。



    活花

    活花

    池坊渡辺ユキ先生の作品です。



    書

    岩船・高山清雲先生の作品です。



    「萬歳」

    「萬歳」

    昭和二十四年 小川潮人 刻並びに彩色



    屏風そう

    屏風そう

    こぼれんばかりのいがの栗



    江戸時代の掛軸

    江戸時代の掛軸

    鈴木和弘氏作 陶器

    鈴木和弘氏作 陶器

    扇子

    扇子

    置物

    置物

    二宮金次郎(像骨)

    二宮金次郎(像骨)

    横額

    横額

    置物

    置物

    活花屏風

    活花屏風


    メディアで紹介

  • 弊店の「屏風」は様々なメディアで取り上げられました。

    ・Teny 新潟いちばん 町屋の屏風まつり 生中継
    ・UX「まるどり」で紹介されました。
    ・FM PORT の番組「Mint Condition」【お昼どこいこ?】で紹介されました。
    ・Teny 月刊元気一番生テレビでうおやの姫御膳と屏風が生中継紹介されました。
    ・スマイル・スタジアム新潟総合テレビ(NST)で 弊店の屏風と笹むすびが紹介されました。
    ・岩船新聞の当店の一押しコーナーで「ささむすび」が紹介されました。
    ・スパーニュース新潟総合テレビ(NST)で 弊店の屏風が紹介されました。
    ・うるおい新潟 観光通信にうおやの店内風景(屏風)写真が紹介されました
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  • 屏風まつりについてのブログ

  • 「屏風まつり」についてのブログはこちらです。

    町屋の大華展(だいかてん)

    町屋の大華展

    石草流の生け花を 大町文庫1階海鮮一鰭のエントランスに生けていただきました!
    村上の羽黒神社からいただいてきた”ウラジロ”と竹・百合を生けていただいています。

  • 町屋の大華展
  • 「町屋の大華展(だいかてん)」は 10月3日(木)から15日(火)まで町屋の屏風まつりの参加店のうち27軒で展示されます。屏風と生け花のコラボをぜひ見にいらして下さい。
  • 町屋の大華展

文天祥の正気の歌

文天祥の正気の歌の屏風
文天祥は中国南宋末期の軍人、政治家です。滅亡へと向かう宋の臣下として戦い、宋が滅びた後は元に捕らえられ何度も元に仕えるようにと勧誘されましたが忠節を守るために断って刑死しました。正気の歌は中国,捕虜となった文天祥が1281年北京の獄中で作った五言古詩。抵抗の詩。正気が存在する限り正義は不滅であるとし,民族の前途に対する確信を歌いました。
原文 書き下し文

天地有正氣 雜然賦流形  天地に正気有り 雑然として流形を賦く
下則爲河嶽 上則爲日星  下りては則ち河嶽と為り 上りては則ち日星と為る
於人曰浩然 沛乎塞蒼冥  人に於ては浩然と曰い 沛乎として蒼冥に塞つ
皇路當淸夷 含和吐明庭  皇路清夷なるに当たりては 和を含みて明廷に吐く
時窮節乃見 一一垂丹靑  時窮すれば節乃ち見れ 一一丹青に垂る
在齋太史簡 在晉董狐筆  斉に在りては太史の簡 晋に在りては董狐の筆
在秦張良椎 在漢蘇武節  秦に在りては張良の椎 漢に在りては蘇武の節
爲嚴將軍頭 爲嵆侍中血  厳将軍の頭と為り 嵆侍中の血と為る
爲張睢陽齒 爲顏常山舌  張睢陽の歯と為り 顔常山の舌と為る
或爲遼東帽 淸操厲冰雪  或いは遼東の帽と為り 清操氷雪よりも厲し
或爲出師表 鬼神泣壯烈  或いは出師の表と為り 鬼神も壮烈に泣く
或爲渡江楫 慷慨呑胡羯  或いは江を渡る楫と為り 慷慨胡羯を呑む
或爲撃賊笏 逆豎頭破裂  或いは賊を撃つ笏と為り 逆豎の頭破れ裂く
是氣所旁簿 凛列萬古存  是の気の旁簿する所 凛列として万古に存す
當其貫日月 生死安足論  其の日月を貫くに当っては 生死安んぞ論ずるに足らん
地維頼以立 天柱頼以尊  地維は頼って以って立ち 天柱は頼って以って尊し
三綱實係命 道義爲之根  三綱 実に命に係り 道義 之が根と為る
嗟予遘陽九 隷也實不力  嗟予 陽九に遘い 隷や実に力めず
楚囚纓其冠 傳車送窮北  楚囚 其の冠を纓し 伝車窮北に送らる
鼎鑊甘如飴 求之不可得  鼎鑊 甘きこと飴の如きも 之を求めて得可からず
陰房闃鬼火 春院閟天黑  陰房 鬼火闃として 春院 天に閟ざして黑し
牛驥同一皂 鷄棲鳳凰食  牛驥 一皂を同じうし 鶏棲に鳳凰食らう
一朝蒙霧露 分作溝中瘠  一朝霧露を蒙らば 分として溝中の瘠と作らん
如此再寒暑 百沴自辟易  此如くして寒暑を再びす 百沴 自ら辟易す
嗟哉沮洳場 爲我安樂國  嗟しい哉沮洳の場の 我が安楽国と為る
豈有他繆巧 陰陽不能賊  豈に他の繆巧有らんや 陰陽も賊なう不能ず
顧此耿耿在 仰視浮雲白  顧れば此の耿耿として在り 仰いで浮雲の白きを視る
悠悠我心悲 蒼天曷有極  悠悠として我が心悲しむ 蒼天曷んぞ極まり有らん
哲人日已遠 典刑在夙昔  哲人 日に已に遠く 典刑 夙昔に在り
風簷展書讀 古道照顏色  風簷 書を展べて読めば 古道 顔色を照らす

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