村上新聞 三面の鮭文化継承の会 越後村上の鮭料理百選を発刊 全品をカラーで紹介

三面の鮭文化継承の会 越後村上の鮭料理百選を発刊 

三面の鮭文化継承の会 越後村上の鮭料理百選を発刊

村上市の「鮭鱒文化研究所・三面の鮭文化継承の会」は鮭の日の11日、村上市大町の「越後村上うおや」で鮭文化双書第二巻「越後村上の鮭料理百選~鮭の町になった系譜」を発行した。
同会の中村直人さん、吉田昭一郎さんが執筆。吉田廣平さんが料理を担当し、民俗学者の赤羽正春さんが監修した。「鮭のまちになった系譜編」と「越後村上の鮭料理百選編」の二部構成で、前編では、鮭の生態や三面川との関わり、城下町村上での鮭漁の興り、その後近代化による鮭産業の組織化や鮭の部位、鮭料理の始まりなどについて触れている。 後編では、毎年1回、5年間で100種類の鮭料理を提供した=二面の鮭御膳百選を味わいつくす」の全品の品書きとカラー写真に、説明文をそれぞれ添えている。 吉田会長は「5回で100品は生みの苦しみもあったが、みんなと共有できた達成感と喜びがあった。三面川の自然の恵みと村上の鮭文化をつないできた先人に感謝したい」と話していた。同書は、A5判、60り、カラー印刷。定価800円(税込)。イヨボヤ会館、益田書店、BOOKまるいわ村上プラザ店、越後村上うおやなどで販売している。

発刊に関わった人

発刊に関わった人たち(左から吉田さん、中村直人さん、赤羽さん、上村さん、中村豊さん)

発刊に関わった人たち(左から吉田さん、中村直人さん、赤羽さん、上村さん、中村豊さん)

たち(左から吉田さん、中村直人さん、赤羽さん、上村さん、中村豊さん)