越後村上「塩引き鮭」と「鮭の焼漬」
東京で味わう地方うまいもん

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「越後村上はシャケの町。
シャケの消費量は日本一なんだ」と
新潟・村上出身のY君。
創業200年の老舗店のシャケが最高と聞いて、
早速お取り寄せした。

届いたのは、この地方伝統の手作り製法で作られた「塩引き鮭」。
内臓とエラを取り除いたシャケをI週間ほど塩漬けにした後、
塩抜きをして1週間陰干しにしたものだ。
焼いて食べる。

そしてもうひとつ、 「鮭の焼漬」。
白い焼きにしたシャケを秘伝のタレに漬け込んだもので、
これはそのまま食べる。

塩引き鮭はいいあんぱいの絶妙な塩加減。
シャケの濃厚なうま味で口中が満たされる。
白いご飯が欲しい!

これに新米、日本人に生まれてよかったと絶対に思うはず。
皮もパリッと焼けていて、たまらん!
「日本酒を振りかけてホイル焼きにしても絶品」とY君。
うん、それもよさそうだ!

焼漬はタレが染みて、後引くおいしさ。
焼き漬ではないけど硬くない。
Y君の家ではお弁当の定番おかずだったとか。
うらやましいなあ。
北ならではの文化を感じさせる村上のシャケ。
今回は「切り身」を注文したが、
いつか 「丸のまま」の塩引き鮭をお願いしたいな。

取り寄せたのは。
「越後村上うおや」
(TEL0254・52 ・3056)。
塩引き鮭切り身(1切れ80g)380円、焼漬2切れ680円。
(ライター・黒川祥子)
ご紹介ありがとうございました。