鮭の飯ずし 鮭王国、村上地方の正月の味、伝統の一品

l_2013st014鮭の飯ずし

匂いが穏やかで、鮭の塩味、ご飯の甘味と乳酸の酸味のバランスが絶妙。
奥深い味わいを持つ一品だ。

鮭の薄切りと、数の子、ニンジン、大根、はらこ、氷頭、ユズ、糀で
仕込んだご飯を合わせた自然食品。
武家から町屋へと伝わり、村上で長く親しまれてきた。
保存食「なれずし(熟ずし)」の一種で、
秋に捕れた鮭を年の暮れに向けて漬け込む。
ご飯の寝かせ方が昧の決め手となるが、
案配が難しく、自分で作る家は減っているという。
だが、正月料理として、また、酒の肴として、広く愛されている

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「鮭の販ずし」が買えるお店はココ!
越後村上うおや

村上市大町4-3
0254-52-3056
9時~17時
不定休(12月,人形さま巡りおよび屏風祭り期間中は無休)
P 3台
「鮭の飯ずし」は11月~春先までの販売。
1,200円(250g)で通信販売もあり。
隣接の図書館「大町文庫」内にある食事処
「海鮮‐鰭(いちびれ)」のお膳「彩(あや)」1,500円にも
飯ずしが添えられている

l_2013st020人々の集いにふるさとの昧あり
郷土ずしあれこれ
海・山・平野に恵まれた新潟は、水よし、米よし、魚よし。
県内各地には、風土に根ざしたさまざまなすしがあり
今も長く愛されています。その一部をご紹介します。

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掲載ありがとうございました。