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CARREL 8月号
岩牡蠣天国の旅

新潟県山北産天然岩牡蠣が紹介されました。
2014.8.17

 

CARREL岩牡蠣天国の旅に掲載されました。


全国にファンを持つ山北産の岩牡蠣

越後村上うおや
全国にファンを持つ山北産の岩牡蠣

扱うのは山北産が中心。販売はもちろんだが、店先でも、
隣接する食事処・海鮮一鰭でも岩牡蠣を食べることができる。
「山北の海は真っ青だから、岩牡蠣の殼も青っぽくなるのよ」とお母さん。
6月のシーズン初めはさらりとしてクセのない味だが、
「今の時期はふっくらとして濃厚な味になる」という。
実は、ネット販売もしていて、多い年で1シーズンに4万個を売ったことも。
手数料はかかるが殼を割ってのお届けもあり、
一つ一つ中身を確認できるために外れがないとか。
今では全国に多くのファンがいる。

1.山北産の岩牡蠣(1個460円)
2.天然のアワビが1個2、780円、天然サザエが1個240円
3.御年81歳という上村ハ恵子さん。
7歳の時から岩牡蠣をむいていたという名人
4.2001年から岩牡蠣のネット販売も始め、この時期の一番人気

TeL 0254-52-3056
住 村上市大町4−3
営  9:00〜17:00(一鰭9:00〜15:00LO)
休 不定休
P あリ

https://www.uoya.co.jp

全国にファンを持つ山北産の岩牡蠣

まずは近場の村上から

地元のものを知らずして、他を語るなかれ。
で、出掛けたのは村上市。
漁港で、店で、岩牡蠣を目に舌にしっかりインプットし
さあ、岩牡蠣の旅へ出発。

岩牡蠣を初めて食べたのは、15年以上も前だ。
笹川流れの海水浴の帰り、確か桑川辺りの民宿の食堂だった。
その岩牡蠣、あまりの人きさに一口ではとても無理。
キユツとレモンを搾り、シルクのように滑らかでふっくらとした身をかめは、
プワッと磯の風味が来た後に濃厚な甘味が広がる。
一瞬のお楽しみだったが、―個でも大満足。
確か500円くらいだったから、今思えば、もっと食べればよかった。 
それ以来、…。岩牡蠣を食べるなら、県北・村上だ。
何より高級品扱いせず、素朴かつ豪快に食べさせてくれるのがいい。
岩船や寝屋の漁港ではすぐ脇の直売所で、山となった岩牡蠣か売られ、
買えばその場でパカッとむいて、ジャジヤッと水洗いして食べさせてくれる。
料理店でもきれいに盛りつけて出してくれるが、その値段も2個で1、000円を切るという、
都市部では信じられない値段だ。
 おいしさの理由は、地形にある。
村上市の旧山北町地域は山から海までの距離がとても近く、山から注ぐ川や沢が数多い。
山の栄養分がそのまま海に注がれ、岩牡蠣のえさとなる植物プランクトンが豊富にあるからなのだそう。
澄んだきれいな海は岩牡蠣にとっても大国なのだ。
 村上市では、昨年、行政や料理研究家、市内の料理業組合、漁協などか連携して
[越後むらかみFOOD(風土)ブライド食のモデル地域構築計画協議会』を立ち上げた。
村上の誇れる水産物の魅力を発信して、地域を元気づけるのがその活動の狙いだ。
岩牡蠣もその一役を買っている。
この夏、まずは県北の岩牡蠣を存分に昧わってから、他のエリアもチャレンジしてはいかがだろう。



岩牡蠣の旅へ出発。

 


 


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