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いお のはなし

鮭川(さけかわ)のめぐみ


鮭川の恵みはサケのみならず流域の様々な農林、蓄、水産物を滋味豊かに育みます。その代表的な産物を紹介するとともに、これらにたずさわる人々にも触れてみます。


約6500万年前に形成された隆起花崗岩質の山々は、生命の源となる膨大な雨や雪を受け止めてきました。

やがて芽生えた森の木々の中でもブナの仲間は大きく繁栄し、山菜やキノコ類のほかこの地方に有用な稀種、朴や栃や漆をもたらし続けています。

 ひとえに山と森なくして語ることのできない悠大な連携プレイといえます。

ふるさとおふくろの香りの違いとなり鮭の嗅覚識別の基としての役割を担っていると考えられています。





秋から冬にかけて鮭が溯る川の、春にはマスが溯ります。元
来清流である鮭川にはヤマメ、イワナ、アユ、ウグイなども生息
することは枚挙に尽きません。

豊かな森からの水系には川藻や昆虫などの餌が豊富に発生
していマス。

近代農業の進歩は品種改良の賜物であり次々と付加価値の高い品種を創出してきました。

特にお米は、森のもたらした豊穣の土地と水との相乗効果で最高品へと結実します。

その感謝を神へ捧げるためのお神酒も最高品質であること
はいうまでもありません。

  


山深い地形は温度差からくる気候変化を連鎖させ、作物
の生命力を最大限に引き出してくれます。糖度や抗酸化性
の高い品質が得られることは、格別の食味と喜びを育み続け
ています。

  サケに選ばれた川
 いくつかの鮭川条件を要約してみますと次のようになります。
1.酸素を多く含んだ流れ、つまり湧水質の淡水清流源が必要
2.清流に運ばれた養分がもたらす生態環境と、"匂い"が必要
3.溯上に適した、"淵と樹陰"が必要
4.産卵と孵化に適した、浅瀬で砂礫質の川床が必要
 生態環境を熟知し、採取・再生循環させる人々の知恵と努力

江戸幕藩体制の後期には村上藩の財政と流域民の生活を潤す回帰性の鮭を、川守の立場から合理的に見つめた、"
種川の制度"を「青砥武平治」が創出しました。

 この功績は現在の孵化事業の架け橋へと繋がり生き続けています。
有史以前からの回帰認識は平安期を経て周知となり、受け継がれ熟成形成された鮭文化は、今創業200年を超える「越後村上うおや」へ連綿と繋がっています。

 嵐山光三郎著、『ローカル線温泉旅』にうおやと村上の鮭が紹介されています。(講談社現代新書、2001.9.20刊)
<落ち葉の意味>
「森は肺、川は動脈、湿原は腎臓」〜C.W.ニコル〜
 落ち葉が分解されるとフルボ酸という物質が出来ます。フルボ酸は鉄と結びつき、 植物プランクトンや海藻類にとって不可欠な養分として、海へと流れていきます。

「森との関係からみた水環境」〜名古屋大学 基礎セミナー新田厚史・門脇俊介・高木拓実「水環境とライフスタイルを考える」
 鉄は、森の腐食土層の中にあった鉄イオンが水にとけて流れだし、河川を通って海まで供給されます。

鉄は、海藻の生育や植物プランクトンの増殖に効果があることが証明されています。
『渓流保護ネットワーク』リンク集による



 

 


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越後村上うおや サイト  0254-52-3056  https://www.uoya.co.jp